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クルマ・技術
マツダ、新型「マツダデミオ」の生産を宇品第1工場で開始
−国内で今夏発売予定−
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、本日新型「マツダデミオ(海外名:Mazda2)」の生産開始セレモニーを本社宇品第1工場(U1)にて行った。セレモニーには、ロバート・ジェイ・グラツィアノ副社長執行役員をはじめ、役員、組合代表、社員ら約550名が出席し生産開始を祝った。量産第1号車は国内市場向けで、今夏発売を予定している。
グラツィアノ副社長は挨拶の中で、「新型デミオは、マツダ新世代商品群が新たなステージへ進化していく最初のモデルであり、国内市場にフォーカスして開発した現行車に対し、グローバルに商品競合力のあるクルマを目指して開発した。このたび、皆さんの努力により順調に量産が開始されたことを共に祝福したい。新型デミオは確実にお客様の心をつかみ、そして全世界のユーザーに『見て乗りたくなる、乗って楽しくなる、そしてまた乗りたくなる』、そんな心ときめくドライビング体験、すなわち“Zoom-Zoom”を提供できると確信している。我々は、環境や安全に配慮したクルマであってこそ『乗って楽しく』なる、ということをこれまで以上に強く意識してクルマづくりを継続していく」と語った。
新型デミオは「約100kgの軽量化」を開発の軸とし、クラストップレベルの低燃費を実現する一方で、安全性能をさらに向上させている。また、マツダならではの優れたダイナミック性能を基本に、スタイリング、扱いやすさ、経済性といったお客様や時代が求める価値を高いレベルで体現している。2007年3月初旬のジュネーブモーターショーで欧州仕様車を世界初公開し、続いて4月の上海モーターショーにも出品し好評を博している。
新型デミオは宇品第1工場(U1)に続いて、6月より宇品第2工場(U2)でも生産を開始し、国内、欧州、オーストラリアなどで順次発売する。また、中国市場向けには長安フォードマツダ南京工場(中国南京市)で2007年中に生産を開始する予定である。 |